製造小売業CEOへの「創立30周年キックオフスピーチ」サポートなど、導入事例をご紹介
大事なキックオフスピーチをどうしようかと、頭を悩ませていました。会社創業から30周年になり、私も還暦。業績は全く問題ないのですが、時期的に若い社員もベテラン達も会社の未来はどうなるのかな、と少し不安を感じていたようです。それを払拭するスピーチをしなければ・・・、ですがなかなか言葉にならなかった。もともと話すのは得意ではないと感じていたので、思い切って受講することにしました。
もちろんスピーチプレゼンのトレーニングは初めてです。森先生が以前出ていたテレビ番組は見ていました。でも、これは、やってみないとわからないですね。ボイストレーニングだけかと思ったら全然違いました。いい意味で、全く予想外のトレーニング。
先生がうまく引き出してくれて、私が普通に喋る言葉がそのままスピーチになっていく。ストーリー性もあって、自分で話していてすごく納得できる。これなら社員にも良くわかると思いました。私の頭の中にあったことが全部、話せる形になりました。そして話しやすいプレゼン資料もまとめてくれました。
スピーチライターとも、ゴーストライターともちがいました。スピーチの準備はこうやるのか!と初めてわかりました。これまでは、秘書に「こんな感じで、こういうことを含めて、作っておいて」のように簡単に指示を出し、それ見て話すだけでしたから伝わる話ができるわけがない。それがよくわかりました。
しっかり準備できたおかげで、本番では全く緊張しませんでした。社員たちが皆、顔を上げて、聞いてくれました。時間も40分ぴったりで話せました。スピーチの場でのお辞儀や立ち居振る舞い、ジェスチャーや目線など、話し方もトレーニングしてもらいました。
これならどこでも自信を持って話せます。手取り足取り、すっかりお世話になりました。ROI(Return of Investment)がものすごく高いトレーニングでした。思い切って今回やって、本当によかったです。ありがとうございました。ボイストレーニングだけではないですよ、ということをちゃんと発信してください。こういうサービスならば、待ってました!という社長が世の中にたくさんいるはずですから。
Y社長との最初のミーティングで社員や会社への想いを切々と語るお姿を見て、なんと表情豊かにお話しされる方なのだろうと感じました。
この魅力をスピーチプレゼンで最大限活かそうと考え、一般的な戦略発表ではない、創業期の苦悩や成長の歴史をエピソードを語りながらデータやファクトを絡めていき、未来の計画につなげる内容構成にすることを提案しました。
Y社長の頭の中にあることを思うがままに語っていただき、キーワードや要素を当方が取り出してコンテンツラフ案を作成しました。社員からフィードバックを活かしながら練り上げましたが、社長は常に「これで社員に伝わるかな、どう言ったらもっと伝わるかな」とお考えでした。
声に出して話すトレーニングを繰り返しながら伝え方の基礎を学んでいただきました。Y社長の話し方の魅力を最大化するため、スピーチ原稿は作らず、プレゼン資料を見て話すスタイルを取りました。
キックオフ当日、会場最後列から見守りました。Y社長がいつもの笑顔で登場されスピーチがスタート。安定感と社員への愛情に溢れた雰囲気です。熱心にメモを取り、うなづく社員の皆様。伝わる話をしてくれる社長を一番嬉しく感じるのは社員です。
私もその一人になったような気分で聞きました。たくさんのエピソードに引き込まれ、40分があっという間でした。大舞台での社長のスピーチプレゼンは社員のやる気を何よりも引き出し、会社を強くする。これを改めて実感したお仕事でした。
Y社長、そして組織の皆様のますますのご成功、ご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
講演を依頼されていましたが、長期海外出張などでなかなか時間が作れず、また、これまで行っていた講演よりも時間が短いため、サポートをお願いするかどうか、迷いました。ですが、今後のビジネスに関わる重要な機会でもあったため、急遽、コンサルティングをお願いしました。
こういった講演での内容作成に携わる社員も、だいぶ慣れてきていました。ですので、お願いしたコンサルティングでは、最終的な内容決定の時点から始め、本番での心構えを含めたトレーニングまでを一週間の間に行いました。短期間の依頼でしたが「これで本番は自信を持ってできる」と思いながら挑みました。
講演後は、「パンフレットではあまりわからなかったサービスのことが今回の講演でよくわかった」など様々な評価をいただきました。イベント主催側、プロデューサー、スポンサーからもお声かけをいただき、これまでビジネスで繋がっていなかった世界の方々とも、新たな関係性を構築することができました。
社員も、とても良かったと言ってくれました。今回、コンサルティングをお願いしていなかったら異なる結果だった気がします。一週間という短期間でしたが、学んだことは大変貴重なものでした。大きな満足感のある場に導いていただきましたことを、感謝しております。
Oさまは数年前に長期のマンツーマントレーニングを受講されていました。また、社員向けブランド研修も当方が実施しているため、ご相談を受けたその場で対応策を提示、週末にリハーサルを行いました。
以下、詳細を時間軸で記します。
1)ご依頼
2)ミーティング
3)トレーニング(リハーサル)
4)本番現地同行
5)レビューシート作成、お届け
長いおつきあいをしていただいているお客様ですので、Oさまの強みや魅力、組織のサービス内容を把握できており、アドバイスしやすい状況だったのは事実です。が、大事なタイミングでの大舞台。ステージに登場する際の雰囲気、言葉選び、プレゼン資料の画像の見せ方など細部にも気を配りました。
当日は楽屋入りからご一緒し、事前の会場チェックや服装など、細かなサポートを実施。業務完了後は急いで客席へ回り、大ホールにはいっぱいのお客様に混じって本番を拝見しました。
講演がスタート。Oさまが存在感を放ちながらステージに姿を表され、凛とした第一声が発せられました。客席が一瞬で引きつけられ、最高のオープニングでした。途中、動画やゲスト登場など様々な仕掛けがあるので内心ドキドキしましたが、Oさまは俄然堂々たるお話ぶり。トップリーダーが持つ強さ、底力を目の当たりにした本番でした。
終了後、楽屋は関係者でいっぱいでした。廊下から中の様子を見守っていると、幹部社員が声をかけてくださいました。「うちのトップがあんな風に話せるなんて・・・!」と感激しておられました。
人前に出ることで自然と現れる演者の魅力、本来のお力。
これは現地同行をしなければ知ることができません。本番には可能な限り同行させていただいております。この本番でのOさまはまさに輝いておいででした。今でも強く印象に残っている本番です。Oさまには、ますます多くの場での発信をと願っております。素晴らしいお仕事にご一緒する機会をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
以前の私は、いつも人前で話すことを避けていました。また、小さい頃から自分の声質や声量に対して相当なコンプレックスを持ち続けていたのも事実です。ですが、経営者という立場になり、人前や社員の前で話す機会が次第に増えてきました。 「もうこれ以上逃げられない」スピーチプレゼンのスキルを勉強する決意をしました。
まずは声について。今でも忘れませんが、最初のレッスンで、声の出し方が変わったと感じることが出来たのです。喉に何か詰まっていたような感じの声が、スッキリ出ました。自分でも驚きました。トレーニングをした結果が自分で実感出来ることほど嬉しいことはありません。
それから内容です。スピーチではすぐに頭の中が真っ白になっていましたが、話の組み立て方などをしっかりと教えていただいたら、自分の伝えたいことが、効果的に言えるようになりました。
更に驚いたのは、経営に関してもディスカッションしていただいたことです。私にはない経験や知識をお聞きすることができました。今では自分でも驚くほど、自分の声に自信があります。この声を引き出していただいたことに、本当に感謝しております。 以上が、1年間お世話になった正直な感想です。
「昔から話す事が苦手でした。経営者という立場上、なんとか話し方を習得したいと思います。近畿地区ですがどのように受講できますか?」とホームページからのお問い合わせをいただきました。
お電話で詳しく伺うと「声が小さく、思うように出ない、伝えたいことを言葉できない。これまでも色々と挑戦したが思うように結果が出なかった」とのことでした。電話でのお声をその場で分析するなどしながら当方サービスをご案内いたしました。そして、毎月新幹線でトレーニングに通われると決断されました。
まず声の状態を確認しました。生でお声を聴き、すぐに要因がわかりました。声を出そうとして逆に喉を締めつけていらしたのです。体をほぐして少し練習をしたところ、たちまちスッキリとした大きな声が出ました。それも低音で響く魅力的なお声。T社長ご自身でも、びっくりしておられました。続いて、スピーチ方法をお伝えし、ショートスピーチに挑戦。
すると「え、私こんな風に話せるんですか」。つまり、声が出ないのではなく出していなかった、話す方法がわかれば話せる、ということだったのです。その日実行したことを自主トレメニューにし、毎日実行してご報告いただくよう、チェックシートをお渡ししました。
初日の帰り際。「ずっとスピーチの先生を探していて、ホームページを見て、この先生なら・・・と思ったんです。でも正直、今日はたくさん叱られるだろうなと覚悟してきました。でも、ちがいました!これなら変われそうです!自信が湧きました!」笑顔が輝いていらっしゃいました。
毎朝、自主トレを続けられたT社長。チェックシートにびっちり記入されています。3ヶ月経った頃には、声の課題は無くなっていました。声に取り組む一方、伝え方と内容構築の基礎訓練の題材は、毎週の朝礼スピーチです。スピーチ音声をいただき、当方から速攻フィードバック。次週に活かして挑んでいただく。これを1年間に続けました。このように、トレーニング期間中は毎日が実践練習の日です。
「経営計画発表」などの大きな本番も、話しやすいプレゼン資料や会場セッティングもアドバイスしました。
トレーニングも後半になった頃、ある会合で同席する機会がありました。会も締めの時間となった時、急遽、T社長はスピーチを指名されました。もちろん準備時間などありません。T社長はゆっくり立ち上がりました。私は内心どうなるかと思いながら見守りました。
T社長の第一声が出ました。会場には低音の美声が響き、T社長の言葉と共に会は穏やかに締まりました。このように話せる方がかつて「話が苦手」だったとは誰も想像できないに違いありません。会合後「突然のスピーチご指名でしたね」とお声かけすると「スピーチが苦手だったときのことは、もう、忘れてしまいました」と笑顔で返してくださいました。
トレーニング完了から1年以上経った先日、T社長にお会いしました。「最近しょっちゅう会合でスピーチさせられるんですよ。で、ますます声が出るようになってるんです」。1年間毎日続けられた自主トレは、もう日課になってしまったとのこと。積み重ねた努力は驚くほどの成果を発揮すると、改めて学ばせていただきました。T社長、益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
研修講師業をしていますが、アンケート等で「語尾が聞き取りにくい」という指摘を受けることがあり、いくつかのボイストレーニングを受講しましたが、約5年間に渡りなかなか改善されませんでした。森さんのトレーニングは理論と実践、頭と身体を使いながら、個人の課題やテーマに沿ったキメの細かい指導でした。まさにこれが「パーソナルトレーニング」だと言えるものだと思いました。単に話し方・プレゼンテーションスキル学習のレベルではなく、それを超えた、深いものでした。
トレーニングを受けて、以前より「自分の声や発声に意識がいく、アンテナが立っている感覚」があります。実際に研修で話しているときには、トレーニングで教えてもらった呼吸を都度、意識していますし、今自分がどんな声を出しているか、と感じるようになっています。毎日繰り返す発声練習のおかげで、自分の声のコンデションも気にするようになりました。
トレーニング終了から時間が経ちましたが、アンケートには以前のようなコメントは見かけません。その代わり「話し方は聞きやすく、わかりやすい」「ロジカル、丁寧な話し方」とフィードバックを受けるようになりました。
「アンケートで語尾が聞き取りにくいと指摘されてしまいます。ボイトレスクールで受講しましたが、何も変わりませんでした。こちらのトレーニングで改善できますでしょうか」とホームページからのお問い合わせをいただきました。 まずはメールにて、考えられる原因と対策の事例をご連絡しました。ご検討いただいた結果、トレーニング開始となりました。
Sさまには、まず初回トレーニングで実際の研修のように話していただき、声の状況を分析しました。語尾が消える原因は「声の出し方」ではないことがわかりました。むしろ耳心地が良い美声でした。実はこのようにソフトな声の場合、語尾が消えやすい傾向も見られ、珍しくない症状です。なぜ語尾が消えるのか。
と分析できます。従って上記を改善できる話し方をすれば、語尾消えは治ります。
そこでSさまには次の具体策を提案しました。
上記を実施後、普通にお話しいただきましたところ、「あ、語尾が消えていない・・・!」即問題は解決でした。ただし大事なのはこれからです。この話し方を体に入れ込み、研修本番で実践できるようにならなくてはいけません。トレーニングは「声を治す」ためではなく「新たな話し方の方法論を体で獲得する」ことが主目的となりました。
※一般的ボイストレーニングとの違い
一般のボイストレーニングでは呼吸や発声練習を行います。声を発する段階では有効な練習ですが、現実的に話せるようになるには、ボイストレーニングの域を超えた別の訓練が必要です。また、話す際には心理的要素や思考が関係するため、対応策を体に取り入れて常に実践できるようになるには、その人に合った方法を見つける必要があります。
研修の場で発揮できる力をつけるため、下記に徹底して取り組むことをお伝えしました。
研修業務の際には随時メールでご相談、ご報告を受けながら、定期トレーニングでメンテナンスを兼ねて磨きをかけました。ご自身でスタジオを借りてリハーサルを重ねるほどの努力をされました。
その結果、研修講師のプロ仲間からも「わかりやすくて論理的な話し方だ」とフィードバックを受けるように進化されました。
一般のビジネスと同様、スピーチプレゼンも、課題分析、対応策、実行、レビューのサイクルで成長できることを証明してくださったSさま。真摯なお取り組みには脱帽いたします。この度はサポートさせていただくことが出来、ありがたく思います。ますますのご活躍をお祈り申し上げます。日々のトレーニング、ぜひご継続くださいませ。
日頃からプレゼンに備えているメンバーですが、理想へと近づいているか、各自の個性を出せているかを重視した個別評価を依頼しました。準備段階ではプレゼンする場の環境、ゴール設定、審査用シートにもアドバイスをもらいました。
当日は、プレゼン終了直後にフィードバック、事後に個別レポートをまとめてもらいました。業務により欠席となったメンバーには別途ビデオでご覧いただいてコメントを頂戴できました。今回の学びは、今後のブランド強化策に役立てて参ります。
セールス部門でのプレゼントレーニングを担当させていただいてる企業さまの別部門、マーケティング部からのご依頼でした。
客観的な指摘、自分自身の新たな可能性の発見を通して、プレゼンの楽しさを感じてもらい、改善案に取り組みやすくなるように心がけました。
以下3テーマを8項目にし、各10点満点。全員の平均水準を考慮しながら評価。
個別コメントの際、以下3点に気をつけたました。
業務の一環として日々プレゼンしていると、いい意味でも悪い意味でも慣れが生じ、無意識のうちに伝わる力が弱まっていることがあります。その対応策として、本ケースのように、定期的に学び合う機会を持つことは大変有効です。その際、社員同士で互いにコメントし合う方法も良いですが、プロの目で現状分析をして自分の状況を知り、実行可能な対応策を提案することが大いに有効です。
評価の際には企業様の評価軸に沿った項目で行い、組織のビジョンやミッション、価値観をあらかじめ理解した上で取り組んでいます。コンサルタントとしての主観だけに陥らないことは常に大切にしていることです。今後、皆様のますますのプレゼン力発展を心よりお祈り申し上げます。
CEOのご感想:
こんなことならもっと早くやればよかった。
話すことがこんなに力を使うものだとは思わなかった。
ご担当者さまのご感想:
大変有効なトレーニングでした。
今回のことが今後の社長の発信に大きく影響するものと思われます。これからも幹部へのトレーニングが必要な際には、ご連絡いたします。
日本人CEOを支える広報責任者からのご依頼でした。CEOが英語で行う海外投資家向けプレゼン、タウンホールミーティングなどで助言できるコンサルタントを探していらっしゃいました。責任者からCEOに説明される際を想定し「実際のトレーニングがどういうものか、どういった効果があるのか」などをご理解いただけるよう、丁寧にサポート申し上げました。
1)事前準備
CEOがお話になられている「既存映像」を当方でレビュー。強みやトレーニングポイント等をまとめた「レポート」を作成し、提出。
2)トレーニング当日
3)事後
お仕事の合間を塗って時間を作ってくださったトレーニングでしたが、大変真摯に取り組んでくださいました。そして、その習得の速さには、室内でトレーニングの様子をご覧になっていた広報責任者の皆様も、また、私自身も驚かされました。CEOはスポーツなどがお得意でいらっしゃるとのことで、姿勢の安定感は素晴らしく、また、コツを掴まれるとすぐに実践されました。
英語スピーチの際に有効な音の出し方をトレーニングした際には、新鮮な驚きを感じていらっしゃるご様子でしたが、その場で声や言葉の響き方が向上し、また、ジェスチャーや目線などのデリバリーも、すぐに習得されました。「話すことがこんなに疲れるものだとは思わなかった」とおっしゃりながら、うっすら汗をかくほどに集中して練習を続けてくださいました。
見守っていらっしゃる広報部の方々も、CEOと一緒になってトレーニングに挑まれているような、皆様のその情熱にも心打たれる想いでした。
トップご自身の強みや魅力を考慮するのはもちろんのこと、組織がCEOに期待する発信力やブランドイメージを確認し、大切にしています。その上で、言葉選びや小さな動きひとつにまで心を配ります。トレーナー、コンサルタントの視点を持ちながら同時に、組織の皆様の気持ち、少々僭越ではありますが、一人の社員として社長にお会いするような心持ちで、サポートさせていただいております。